銀野舎
銀野舎ブログ北海道の動物園・水族館2023年6月上旬 北海道札幌市 円山動物園
[2023/06/01] ブログ北海道の動物園・水族館
2023年6月上旬 北海道札幌市 円山動物園
 先日、テレビ番組に円山動物園が出ていました。久しぶりに円山動物園行きたいなぁ。というわけで、1年ぶりに円山動物園へ行こう。

【06:00】
 朝6時ごろに旭川の自宅を出発。車で3時間ちょっと走る。

【09:20】
 円山動物園の第一駐車場に到着。9時半オープンなのでちょうどいい到着時間。第一駐車場は西門の真ん前まで来て停めることができるので、ものすごく便利。
 以前は、その年の最初に来た時はそこから歩いて正門に行き、正門から入っていた。どこの動物園や水族館も、最初は必ず正門から入る。自分の儀式みたいなもの。
 だけど、今はそんなことを言ってられないので、今年の初来園でしかも久々の来園だったけど、便利な西門から入らせてもらうことにする。
 オープン前からお客さんは来ていて待っているけど、わざわざ行列を作る感じでもなくて、適当にパラパラと散らばっている。

【09:30】
 オープン時間になり、年間パスポートを購入して、入園。
 この広さ、この解放感、円山動物園だなぁ。
 動物の鳴き声が聞こえる。これは「歌う」とも表現されるテナガザルだ。朝から園内に高らかに響き渡るテナガザルの美しい歌。
 そう言えば、つい最近、5月の下旬にテナガザルの赤ちゃんが産まれたはず。歌が聞こえるほうに近づいていくと、テナガザルが住んでいるアジアゾーン熱帯雨林館は封鎖されていて近づけなくなっていた。遠くからカメラで撮ってみてから写真を拡大させてみると、赤ちゃん?のような影が見える。次に来園した時には赤ちゃんにも会えるかな。会いたいな。

【09:40】
 入園から10分かかってゾウ舎に到着。シーシュくんが外でご飯を食べている。今までの経験上、朝一で来るとゾウが外でご飯を食べている姿を見れる確率が高い。
 ゾウはカッコイイなぁ。食べている姿も、歩いている姿も、ただ立っているだけでも、ゾウは何をしていてもカッコイイ。もしかしたら動物の中で一番カッコイイんじゃないだろうか。ゾウさん大好き。
 10分くらい経つとシーシュくんが僕から遠いほうに移動して行ってしまったので、僕もここを離れて移動することに。

 今まで全く意識してなかったけど、園内が奥に向かって緩やかに傾斜していて登り坂になっている。旭山動物園のような急な坂ではないので杖でも歩いているけど、地味に物凄く疲れる。

【10:00】
 10分くらい歩いて、ホッキョクグマ館に到着。歩いた時間だけ考えると入園してからホッキョクグマ館に着くまで20分かかった。
 ホッキョクグマ館の屋上に行き、全体を見渡す。ずーっ向こうのほうにホッキョクグマがいる。自然の中でホッキョクグマを見掛けたらこんな光景なんだろうか、なんて想像する。
 円山動物園のホッキョクグマ館といえば水中トンネルが大人気で、先日のテレビ番組で放送されてたのも水中トンネルだったけど、ホッキョクグマ館の最も凄いところはこの広さだと思う。北海道内に動物園や水族館はたくさんあるけど、この広さは円山動物園だけ。さすが北海道一の大都市・札幌市の大動物園。
 この光景に感動していると、ホッキョクグマが裏の宿舎のほうに入ってしまって、見える場所からいなくなってしまった。少し待ったが出でこないので、僕も移動する。

【10:10】
 ホッキョクグマ館の中に入り水中トンネルに行く。ホッキョクグマはいないけど、アザラシはいる。水面の波紋が水中トンネルの中にも映り、キラキラ輝いてる。見上げると綺麗な青空。
 太陽の光を浴びながら青空を飛んでいくアザラシ。

 水中トンネルでアザラシを見ていると、制服を着た少年・少女のグループがキャーキャー騒ぎながら入って来た。男女で4~5人くらいのグループが次々と何組もいる。修学旅行の中学生かな。ウケようとしてふざけてる男子と、それを少し引いて見ている女子。この構図はいつの時代も変わらないんだね。

【10:30】
 可愛いアザラシを充分に堪能し、ホッキョクグマはあれから全く出てこないので、ホッキョクグマ館を出る。
 出たところでいきなりエゾヒグマが正面にいた。ビックリ。写真を撮ろう思ってあたふたしているうちにエゾヒグマは歩いていって僕からは見えない陰に入ってしまった。
 エゾシカ・オオカミ舎では、オオカミが昼寝していた。オオカミ、カッコイイ。寝姿すらカッコイイ。

 休憩所では修学旅行の中学生が座って喋ってた。ちょっと姿勢を崩していて、わざと悪ぶってる感が可愛い。このダラダラ感も中学生あるあるだよなぁ。いつも時代も変わらない。

【10:50】
 チンパンジー館、モンキーハウスと続く。
いろいろなお猿さんがいるのだけど、僕は特にダイアナモンキーが好きだ。月の女神「ダイアナ」が名前の由来らしい。その名前の通り、とても美しい。
 ちなみに、モンキーハウスのお猿さんはみんな檻の中に入ってるのだが、檻の向こう側にいる動物にピントを合わせるのが致命的に苦手だ。両手が使えれば、一眼デジカメを右手で構えながら左手でピントを合わせる操作を行えるのだが、今はそれができない。短期で考えるなら、右手だけでも出来るような方法を考えるか、操作が簡単なコンデジに変えるか。長期で考えるなら、左手のリハビリトレーニングを続けて、両手が使えるようにするか。

【11:10】
 本日二度目のゾウ舎に到着。屋外にはいないようなので、屋内にいるのだろう。ゾウ舎が素晴らしいのは屋外でも屋内でも両方でゾウを見れること。そして、屋内もむちゃくちゃ広いこと。
 屋内に入ると、シーシュくんとニャインさんがいた。仲が良い。ずっと寄り添っていて、身体をスリスリしたり、鼻を絡ませたり、お互いに積極的にスキンシップを取ってる。
 微笑ましいなぁ、と思いながら見てたら、スキンシップがだんだん激しくなっていって明らかにイチャイチャしてる。更に、アレが始まっちゃうんじゃない!?って思えるような前戯のようなことをやり始めて、もう、何を見せられるんだろう・・・。
 見ていた家族連れの小さな子供が「小さいゾウさんをイジメないで~」と言って、お母さんが「大丈夫だよ。仲良しだから」なんて言っているのが聞こえてきて、何とも複雑な気持ちに。

 2頭が絡み合いながら一緒にプールにダイブ。カップルがイチャイチャいながらお風呂に入るような感じなのかな。プールの中で激しく動き回って遊んでる。
 バッシャン!バッシャン!と大きな音を立てて水が飛び散る。陸上最大の動物がぶつかり合う迫力満点の肉弾戦。

 このままここで見ていても凄く面白いのだけど、ゾウ舎には下の階があって、プールを真横から見れて、プールの中で動いているゾウを見れる。このまま適度な距離感のここで見続けるか?もっと近づく為に一旦離れるか?もしかしたら面白いシーンを見逃すかもしれないけどいいか?悩んだけど、一か八かの賭けで下の階へ降りることにした。
 今できる精一杯の早歩きで移動して、急いで下の階に降りてプールの真横に行く。僕が着いた時にはゾウがプールを出ていてガッカリしたが、少し待っているとすぐにまたプールに入ってくれた。よっしゃ。賭けに勝ったぜ。
 ゾウがプールの中で暴れている。水が濁っているので、常に全体が見えるわけではなく、とても見ずらい。だけど時折、濁った水の中にゾウの鼻、牙、足、尻尾、などが浮かんでくる。それが余計に恐ろしく見える。
 円山動物園でゾウがプールに入ってるを初めて見れた。超感動。今日来て良かった。本当に良かった。

 ゾウの水遊びが終わったっぽいので、僕も移動。まだ12時なので、もう一度、ホッキョクグマ館に行ってみる。

【12:00】
 また10分かけて本日二度目のホッキョクグマ館へ来たが、まだ出てきていないようだ。館内の水中トンネルの中にはお客さんや修学旅行の中学生がたくさん集まっている。アザラシはさっきたくさん見れたから水中トンネルはもういいかな。
 なので、10分かけて歩いてきたけど残念ながらホッキョクグマは諦めることに。今日はホッキョクグマの日ではなかったのだ。その代わり、今日はゾウの日だった。ゾウの大当たりのスペシャルデーだった。次回来た時はホッキョクグマのスペシャルデーかも知れない。今日は諦めよう。

【12:30】
 は虫類・両生類館。
 円山動物園の様々な施設の中でも上位に入る好きな施設。僕はここでは虫類が好きになりました。
 今回も面白かった。みんな格好良くて、みんな可愛かった。充分に満足できました。唯一残念だったのは、一番好きなアオホソオオトカゲ(コバルトツリーモニター)が全く動いてくれなくかったこと。だけど静止したままの姿でも格好良かったのでOK。

【13:00】
 アジアゾーン高山館。
 レッサーパンダのエリアには緑が多くて、とても良い。草木の中を散歩したり、草木を登って遊ぶレッサーパンダが可愛い。この光景はありそうでない。

【13:20】
 アジアゾーン寒帯館。
 ユキヒョウは見たらなかった。残念。
 アムールトラの宿舎には、トートくんがいました。アムールトラのアイさんが2年半くらい前に亡くなって、1年くらい前に来園したトートくん。初めましてトートくん。これから宜しくね。初対面のトートくんはずっと寝ていました。

【13:40】
 キリン館。
 敷地の中を悠然と歩くキリン。お客さんの近くにご飯の入っている籠が置かれています。キリンはやっぱり見上げるのが好き。大きい動物っていいよね。

 キリンの隣にダチョウがいる。ちょうどタイミング良くダチョウの解説が始まったので、見学することに。
 まずはダチョウの食事。色んな野菜のミックスで、詳しくは忘れたけど人間も野菜炒めで食べるような組み合わせだった。ものすごい勢いで食べてた。美味しいだろうなぁ。あとは園内に生えてた三つ葉などと栄養価の高いフード。
 それからダチョウの生態についての解説があって、最後にダチョウの卵が登場。ダチョウと言えばやっぱり卵だよね。僕はダチョウの卵の殻を持っているので(ニセコ町の第二有島だちょう牧場で購入)、卵は特に珍しくはないのですが、今回の円山動物園では中身が入っている卵(無精卵)を持たせて貰えました。むちゃくちゃ重い。1キロ以上あるそうです。また、中身のない空の卵(殻)を割ることろも見せて貰えました。鉄のトンカチで力いっぱい叩いてようやく割れる。割ることで逆説的にダチョウの卵の固さがよく分かる。

【14:00】
 ダチョウの向かいにシマウマがいます。可愛いボーダー柄なのに全身が凄い筋肉というギャップに惹かれます。
 その隣に、エランド。大好きな動物です。筋肉質でゴツゴツしてる全身と、グリグリッと捻じれているツノが、本当にカッコイイ。近くにいた子供が「ジブリに出てきそう」と言っていて、僕は心の中で大きく頷いて全力同意しました。

【14:20】
 キリン館の中に入り二階に行きます。二階は休憩所になっていて、一角にはミーアキャットがいます。動物園の中を歩いて見ているだけでは気づけないので、ここにミーアキャットがいることを知らないも多いらしいです。忘れずに会いに行きましょう。

【14:30】
 正門まで歩いて行き、オフィシャルショップでお土産を物色。今日のインパクトナンバーワンは断トツでゾウさんなので、ゾウさんのぬいぐるみを購入。テンション上がっちゃってちょっと大きいのを買っちゃったので、ゾウさんの顔がカバンからハミ出る。可愛い。とても良い感じ。

【15:00】
 西門まで歩いて行き、すぐ正面の駐車場の車に乗り、車の中で少し休憩してから、出発。
 休憩しながら運転していましたが、それでも運転中に足がつりそうになり、急いで車を停めて、足をストレッチ。

【19:00】
 自宅に到着。無事に帰ってこれて良かった。
 スマホの万歩計を確認したら、1日で約8800歩、5キロも歩いてた! おそらく退院してから最多&最長じゃないかな。そりゃ疲れて足もつるわ。
 1年ぶりの円山動物園は楽しかった。でも心残りがまだあるので、近いうちに必ずまた行きます。
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