銀野舎
銀野舎ブログ北海道の動物園・水族館2023年7月下旬 北海道札幌市 AOAO SAPPORO
[2023/07/26] ブログ北海道の動物園・水族館
2023年7月下旬 北海道札幌市 AOAO SAPPORO
 出来るだけ人の少ない時に行こうと思って、平日に行くことに。
 モユクサッポロに着くと、ビルの入口前に行列が出来ていました。そこにいたスタッフさんに聞いてみると、「AOAO SAPPORO」のチケットを買う行列だそう。平日でも関係ないみたい。でも、あれ?え?チケットは事前の予約制じゃないの?そもそも「AOAO SAPPORO」は4階にあるのになぜここに行列?などと色々な疑問が湧いてくる。詳しく聞いてみたら、ここから行列のまま移動してエスカレーターに乗って4階の受付窓口まで行くらしい。
 僕は杖で歩いていて、エスカレーターは出来るだけ使わないようにしている。エスカレーターに乗れなくはないけれどものすごく遅くて、行列のまま他の人と同じペースで素早くエスカレーター乗るのは無理。そして、入場チケットはホームページから事前予約して既に購入済み。それらをスタッフさんに言うと、それならエレベーターで4階に行って入場ゲートに直接行ってください、とのこと。
 オープン時間の10時になり、モユクサッポロの中に入り、エレベーターを探して乗って4階に行く。ゆっくり歩いて移動してたので、4階の入場ゲートに着いた時には行列で来ていた人達と合流になりました。他の人よりちょっと早く入場できるかも?ラッキー!?なんてズルいこと考えてたのですがダメでした。

【10:00】
 4階。
 自然の中での水の循環、人と生物の関わり、などの環境についてのメッセージがテーマのフロア。公式ホームページやパンフレットなどでは「ラボラトリー(研究所)」と呼ばれていました。もちろん生き物がいますが、それよりも環境についての展示のほうがメイン。
 じっくり見たかったのですが、行列で待っていた人達の波に完全に飲まれてしまって、水槽の前にも行けず、人と人の隙間からギリギリ見えるような状態。とりあえず写真を撮っておいて、帰宅してから確認しよう。
 小さい子供を連れた家族連れが多くて、だから小さい子供が多くて大騒ぎでした。時間帯によっても変わるかもしれない。夜の22時までやっているそうなので、いつか今度は夜に来てじっくり見てみたい。
 とりあえず順路通りに1周して、念のためにスタッフさんに確認してから2周して、それからエレベーターに乗って5階に移動。

【10:30】
 5階。
 大きな綺麗なアクアリウムと、小さな水槽がたくさん。
 ちなみに、水族館の水槽には、そこに入っている生物の名前と詳しい説明があるのですが、「AOAO SAPPORO」はそういうものが何もない場所がある。


【11:00】
 6階。
 エレベーターを降りるといきなりお土産屋さんで、ペンギンのぬいぐるみのクジ引きがある。見てみると「フェアリーペンギン」と書かれている。フェアリーペンギン?え?ここにいるの?イワトビペンギンは事前の宣伝によく出てきたけど、フェアリーペンギンがいるのは知らなかった。
 そのまま先に進んでいくと、水族館の室内とは思えないような植物の多い場所に来た。グリーンルームというエリアらしい。グリーンルームを奥に入っていくと、人だかりがある。その中に入って見ると、フェアリーペンギンがいた!
 世界で最も小さいペンギン、フェアリーペンギン。初めて見た。まさかここでフェアリーペンギンに会えるなんて。事前情報でも知らなかったので、むちゃくちゃ驚いた。
 ちょうどタイミングよくフェアリーペンギンの体調をチェックする時間だったようで、スタッフさんが施設の中に入ってきてフェアリーペンギンを1羽ずつ抱えて連れて行く。だからフェアリーペンギン達はスタッフさんから逃げようとして動き回る。フェアリーペンギンは集団で行動する習性のようで、みんなで集まってダンゴになったり列になったりして動き回るのがワチャワチャと遊んでるみたいで可愛い。AOAOの中でテンションが一番上がったのはフェアリーペンギンを見てる時でした。
 フェアリーペンギンに会えただけでも、AOAOに来た意味があった。AOAOに来て良かった。どうしてフェアリーペンギンがいることを宣伝してないんだろう。

 反対方向へ歩いていくと、大きな水槽が見える。水槽というよりもはやプール。横から泳いでいるイワトビペンギンを見れる。ものすごく元気に水中をビュンビュン飛び回っている。室内で温度などが管理されているお陰だろうか。

 上から見れる場所に行ってみる。階段とスロープが両方あって杖でも歩いて行ける。
 上から見ると、六角形のブロックの組み合わせで陸場が作られてる。陸場の形状を変化させられる世界初のシステムだそうです。へぇ、これか。事前の宣伝で公開されてた施設。ネットやテレビで見てたものを実際に見れるとちょっとテンション上がる。やっぱり嬉しい。暗い室内でここだけライトが当たっているので、妙な浮遊感がある。初めて見る不思議な光景。
 イワトビペンギンがピョンピョン跳んでる。これもきっとイワトビペンギンが跳ぶように計算してブロックを配置してるのかな。面白い施設だねぇ。
 さて、他のところも見に行ってみよう。

 クラゲを見に行く。
 クラゲの大きな水槽があり、その前に小さな丸テーブルが置いてある。フロア内に飲食店(シロクマベーカリー&)があり、購入したものを自由に持ち歩いて食べられるらしい。僕も記念として何か買って食べながらクラゲを見ようかと思ったのだけど、注文待ちのお客さんがすごい行列になっていたので、今日は断念。また今度来た時には何か食べながらクラゲを見よう。

 もう一度、イワトビペンギンのプールに行ってみる。さっきよりも人が減って見やすくなっている。それでも混んではいるんだけど、さっきに比べれば格段に見やすい。
 これは、もしかしたら朝一の時間帯が一番混んで、午後からのほうが空いてるのかも。
 じっくり鑑賞して満足して、移動。

 まだ行ってないエリアがあったのでそちらに入ってみると、広いスペースになっていて、大きなスクリーンがあった。僕が行った時には、スクリーンにはオーロラのような抽象的な模様が映っていて、その前のスペースで小さな子供達が走り回って遊んでいた。これから何らかの映像が流れたりするイベントがあったりするのかな。

 フェアリーペンギンのぬいぐるみのクジ引きをしてみた。3等の小さなフェアリーペンギンのぬいぐるみが当たった。
 エレベーターに乗り、4階まで戻る。

【12:30】
 4階のお土産屋さんの商品を一通り見て周って、今回はイワトビペンギンのぬいぐるみを購入。なかなか面白いグッズが色々あったので、次回はまた違うものを買おう。ちなみに、フェアリーペンギンのぬいぐるみもあったけど、6階のクジ引きのぬいぐるみのほうが安くて可愛い。
 エレベーターに乗り、モユクサッポロの1階まで戻り、外に出て、駐車場まで歩いて戻る。

【13:00】
 15分かけて駐車場に到着。家路に着く。


 初めての「AOAO SAPPORO」。
 既存の水族館とは根本的なコンセプトが違う。北海道内の他の水族館とお客さんの奪い合いの争いがあるかのように煽るメディアや水族館カメラマンなどがいるらしいけど、水族館への愛があって実際に訪問して見れば、そんなくだらない争いにはならないと分かる。僕は北海道内の全ての動物園や水族館に何度も通っていて、その上で断言できる。僕はこらからも北海道内の各地の動物園や水族館に行くし、「AOAO SAPPORO」にもまた行く。根本的なコンセプトが全然違って、楽しみ方が全然違う。
 そもそも、「AOAO SAPPORO」に行く人は、今まで動物園や水族館に行っている人とは層が違うと思う。周りにいた人達から「こんなに大きな水槽を見たのは初めて」とか「こんなに近くでペンギンを見たのは初めて」とかそういう会話が何度も聞こえた。おそらく今まで動物園や水族館に行かない人が、札幌の街のド真ん中に出来たので「出掛けたついでに行ってみよう」とか「新しく出来たから行ってみよう」とか思って気軽に訪問したのだと思う。
  「AOAO SAPPORO」は北海道内の他の動物園や水族館に行くきっかけになると思う。「AOAO SAPPORO」でペンギンの可愛さを知った人は、是非とも他の動物園や水族館に行って欲しい。動物たちがみんな可愛いくて大迫力で、目玉が飛び出て腰が抜けると思う(笑)



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