銀野舎
銀野舎ブログ北海道の動物園・水族館2023年6月中旬 北海道札幌市 ノースサファリサッポロ
[2023/06/20] ブログ北海道の動物園・水族館
2023年6月中旬 北海道札幌市 ノースサファリサッポロ
【05:00】
 朝5時過ぎに旭川の自宅を出発。目的地はノースサファリサッポロ。到着するすぐ手前の近くに「除雪ステーション」というトイレが利用できる公共の施設があり、いつも寄っている。ここで少し休憩してからノースサファリサッポロへ。

 国道から左折し、細い山道を登っていく。登り坂を走りながら「そうそうこんな景色だった」と思い出し、ノースサファリサッポロに来れた感動が沸き起こってくる。


【10:00】
 オープン時間の10時の少し前に駐車場に到着し、受付窓口まで歩いて行く。お客さんが既に何組も並んでいる。受付時に念の為に「杖を使って歩いている」ということと「事前に問い合わせてOKという返事を貰っている」ということを伝えてから料金を払って入園。この時に貰う入園チケットは後で使うので無くさないようにカバンにしっかり入れておく。

 入園すると白いライオンのオブジェがあり、テンションが上がってる時にはわざわざ中に入って通っていたんだけど、もう入れないんだろうなぁ。


 白いライオンのオブジェの横を歩いていくと、シマウマがいる。

 シマウマにニンジンをあげれるようになっていました。以前からシマウマはいたど、ニンジンをあげれるようにはなっていなかった。新しく始まったんだね。1回100円。無人販売所の方式で、料金箱に100円を入れて、クーラーボックスに入ってる容器を1個取り出す。容器には細切りのニンジンが何本か入ってる。
 ニンジンを持って金網越しにシマウマの前に立つと、シマウマが金網に顔を押し当ててきて「早くくれ!」と言っているみたい。

口を思いっ切り付き出すので唇がめくれて歯茎丸出しになる。すごい。シマウマのこんな顔は初めて見た。
ニンジンを出すと全開の歯で噛んでくる。金網がいるから大丈夫だけど、なかったら確実に指まで食われてると思う。それくらいくらいすごい勢いでニンジンを食べる。何本かのニンジンはあっという間になくなる。あまりにも面白いから、5回くらいニンジン買っちゃった。

 やっぱノースサファリ凄いよ。入園して最初からこのインパクト。素晴らしいスタートダッシュ。
 僕がシマウマを独り占めしてはいけないので、他のお客さんがきたらシマウマの前を空けます。だけど、みんなシマウマにニンジンあげないんだよね。こんなに面白いのに。これを体験しないなんて勿体ない。ノースサファリは動物に食べさせてナンボでしょ。僕はいつもここで出来ることはほぼ全てやります。今日も動物たちのご飯を買いまくって散財する予感。


 道なりに歩いていくと、オットセイとアザラシのプール。広く見ると仲間のイメージの海獣ですが、オットセイとアザラシが一緒にいるのはなか珍しい光景。仲が良いかどうかは分からないけど、少なくとも仲が悪くはないみたい。並んで泳いでいました。

【10:30】
 次はカンガルー、ワラビー、マーラ、ペリカン、などがいる南半球エリア。ここも入口の前でニンジンが買えます。無人販売所で300円払って3個買ってカバンに入れて、南半球エリアに入場。
 ドアを開けるとすぐにカンガルーとワラビーが寄ってきて、僕の足と腰をホールドしてくる。ニンジンくれるまで放さないぞ、という強い圧を感じる。カバンからニンジンを出して食べさせてあげると離してくれる。この隙にちょっと距離を取って態勢を整えて写真を撮ろうと思ってカメラを構えるのだけど、またすぐにカンガルーとワラビーが寄ってきてホールドしてくる。ニンジンをあげて放してもらって距離を取る。

 動物が放し飼いになっているので、地面は土で、それなりに整地はされてるけどデコボコ。だから、カンガルーからちょっと距離を取るだけでも必死で動かなければならない。僕は必死で動いて距離を取るのに、カンガルーは軽く跳んで距離を詰めてくる。
 そんなことを何度か繰り返していると、カンガルーが僕の腰ではなくてカバンを狙って手を掛けてきた。カバンからニンジンを出していたので、見られて覚えられてしまったのだろう。急いでカバンを上げて引き離して、ニンジンを1本だけあげる。
 ニンジンを巡るカンガルーとの攻防は以前からあったけど、以前より激しくなったような気がする。新型コロナの関係でお客さんが減ったり増えたりしたのが影響してるのかな。

 ペリカンは人間に構わず堂々と闊歩してる。
 僕はペリカンのフォルムから恐竜を感じる。ペリカン好き。


 南半球エリアを出ると、ハイエナが寝ている。僕はここで寝ているハイエナしか見たことがない。でも今日に限っては、いつも見ていた寝ているハイエナがいてくれて、安心。
 実は、ノースサファリにはキリンもいたのだけど、僕が来れなかった間に亡くなってしまい会えなくなってしまいました。だから、寝ていても何でもいてくれるだけでいいのです。

 その隣にミーアキャット。ご飯を買ってあげることができます。ちなみにご飯はワーム(虫)です。虫が苦手な人は見るのもダメかも。でも買ってあげるとミーアキャットはものすごく喜んでくれます。可愛いミーアキャットの為なら出来る。


【11:00】
 ヤギやヒツジのエリアに行こうと思ったら、その手前にレンガの家、木の家、わらの家とミニブタがいて「3匹のこぶた」になってました。小さな子が「本当にいる!」って驚いていたのが可愛かったなぁ。

 その前を通って行くと、アライグマ、アルパカ。そしてヤギとヒツジ。ヤギとヒツジの合いの子の「ギープ」がいるというので探しましたが、結局、見分けがつかず誰がギープが分かりませんでした。

 アカハナグマも可愛くて好きで、いつも必ずご飯を買ってあげます。
 ただし、アカハナグマは水で囲まれたお家にいるので、長い棒の先にご飯を置いて棒を伸ばしてあげます。僕はまだ左手が麻痺していて動かないので、右手だけでそのセッティングをしてアカハナグマに食べさせるのが大変でした。うーん・・・。

 一応、順路みたいなものはあって、自然に行きやすい方に進めば動物がたくさんいるようになっている。でも、デコボコの土の地面を歩いて予想以上に体力が削られてしまい、今後の時間も考えて、行きたいところを優先してまず先に行くことにした。途中の通路をショートカッして、ワオキツネザルやナマケモノがいるジャングルゾーンに行くことに。


【11:20】
 ジャングルゾーンは建物の屋内。中は暑い。空気がズンッと重い感じがする。そして動物の独特の臭いが充満している。ここに入ると、なぜか妙にテンションが上がる。動物としての本能なのだろうか?

 ジャングルゾーンの中はいくつかの部屋に分かれていて、最初の部屋はコツメカワウソ。
 アクリル板で区切られていて触れるようにはなっていませんが、カワウソが手だけ出せるようになっていて、おやつを買ってあげられるようになっています。

 次の部屋には、ワオキツネザルとケヅメリクガメが同居。
 ワオキツネザルは木の上を飛び回り、ケヅメリクガメは地面をゆっくり歩く。ケヅメリクガメに乗っかるワオキツネザルが名物。

 次の部屋は、ナマケモノ、カピバラ、リスザル、イグアナ、インコ、など色んな動物が同居してます。
 足元にイグアナがいて、見上げるとナマケモノがいる。気を付けながらゆっくり歩いていると、リスザルやインコが急に目の前に飛び出してくる。足元ではカピバラが昼寝している。

 ここでも無人販売所の方式で、カピバラ用のキャベツを買えます。キャベツが入っているケースを空ける音でカピバラは起きて、近寄ってきて足にスリスリしてきます。可愛いやつめ。キャベツをたくさん買ってあげよう。


 カピバラとの触れ合いを堪能して、ジャングルゾーンを出る。そして、受付でナマケモノのプレミアム体験を申し込んでから、もう一度、ジャングルゾーンに入りのナマケモノのところへ。

 プレミアム体験で、ナマケモノにリンゴをあげることができます。僕は必ずこれをやります。自分のご飯代を削ってでもナマケモノのリンゴを買います。最低でも2回分は買います。リンゴを顔に近づけるとこちらを向くナマケモノ。リンゴを美味しそうに食べるナマケモノ。可愛い。たまらなく可愛い。
 ノースサファリにいる動物の中ではナマケモノが一番好き。ナマケモノに会いに来てると言っても過言ではない。久々に会えて本当に嬉しい。

 ナマケモノにリンゴをあげてたら、カバンが急に重くなってグイッと引っ張られる。なんだ?と思って見ると、コモンリスザルがカバンに乗ってました。可愛いやつだな~と思いながら見てたら、リンゴを1個盗まれました。
 わざわざ買ったリンゴを取られて逃がすわけにはいかないので、どこに行ったか探して見つけて、しっかり写真と動画を撮らせてもらいました。偶然の事件でしたがリンゴを食べる可愛いコモンリスザルちゃんを見れたので結果オーライ。

 時計を確認すると、12時過ぎ。ずっとここにいたい気持ちもあるけど、そうも言ってられないので、ジャングルゾーンを出る。ありがとう。またね。


【12:30】
 「ヘビの首巻」体験イベントに参加。巻いたのは白蛇。幸運の白蛇。僕にも幸運がやって来るかな。
 隣のブースでは「ワニの抱っこ」体験イベントというのもやっていて、参加したかったのだけど、他の人がやっているのを見てみたらワニを両腕でしっかり抱えなければならないので、今の僕には出来ないので断念。いつかやろう。

 今いるノースサファリのメインのエリアから、別のエリアに移動。一旦、ノースサファリの外に出て道路を歩いていく。

 新しい広々としたライオンの施設がある。中を見たいけど、入るには長い階段の昇り降りがある。まだ今は行くのを辞めておこう。次に来る時までもっと身体を鍛えて階段の昇り降りを普通にスムーズに出来るようになろう。

 道が森の中に入り、デコボコした砂利道になる。僕にはかなり厳しい道だ。歩くのが大変で全然進めない。
 どうにかこうにか歩いて、フードコートに到着。いつもよくここでジュースを飲んで休憩してた。虫などのいわゆるゲテモノ料理から普通に美味しい料理まで色々と揃っている。炭火で焼いて食べるBBQセットやジンギスカンもある。いつか大人数で来ることがあったら食べてみたい。今日は素通り。
 歩いても歩いても行きたい場所に着かない。この砂利道が永遠に続いてるような気がしてくる。やっぱり行くのやめて引き返そうかな。と思って後ろを振り返ったら、もう結構進んでいてここから帰るのも距離がありそう。だったら先に進んだほうがいい。
 イベント会場に到着。今は特に何もやっていない。ここでラオウのコスプレして馬に乗ったり、ホワイトライオン見たり、恐竜のショ-を見たり、ビンゴ大会に参加したり、色々やったなぁ。また何かイベントある時に来よう。


 ここまで来たら、あともう少しのはず。もうちょっと頑張ろう。前を見ると看板が見えた。最後の力を振り絞って歩く。ようやく目的のエリア「デンジャラスの森」に到着。
 以前は10分もかからずに来れたのに、その倍以上、ここまで歩いて来るのに20分かかった。ものすごく疲れてしまった。

【13:10】
 デンジャラスの森に到着。入る際に、最初に貰った入園チケットを出して見せる。
 デンジャラスの森は主に猛禽類の鳥とキツネやタヌキなどがいるエリア。自由な触れ合いはできませんが、森を背景に佇んでるフクロウはなかなかの威圧感があります。この光景が好きです。
 一部の鳥にはご飯をあげることができるようになっているので、もれなく買ってあげる。

 奥にはキツネとタヌキがいるけど、ほとんどみんな寝ている。1匹のタヌキだけ起きてくれてたので、おやつを買ってあげる。そうしたら他のタヌキやキツネもみんなどんどん起きて催促してくる。結局、おやつを何度も追加で買ってみんなにあげることに。


 プレミアム体験の「フクロウ腕乗せ体験」をやりたいので受付に行ったのだが、実施時間が決まっていて申し込めなかった。以前は時間が決まっていなくていつでもOKだったのだか、変わったらしい。ちゃんと事前に確認しておけば良かった。油断していた。でもこれで分かったので、次に来た時には必ず体験しよう。

 デンジャラスの森の一角には高い壁で囲まれた「デンジャラスゾーン」がある。中にはヤマアラシ、スカンク、ピラニア、ワニ、などの特に危険な動物がいる。以前はここにも必ず入っていたけど、今は入れない。中には高い一本橋や急な階段などがあり、バランスを崩して失敗すれば自分も動物も大怪我する危険性があるので、これからもっと身体を鍛えたとしても僕には厳しいだろうなぁ。もう二度と入れなのかなぁ。悲しくなってしまった。

 時計を見ると13時50分。そろそろかな。また20分かけて戻る。


【14:10】
 メインのエリアの向かいにあるお土産屋さんに寄る。お土産屋さんが大きくなっていた。以前はお土産屋さんが小さくて、何か買って帰ろうと思っても欲しくなるものが無かった。でも、お土産屋さんが大きくなって品揃えが良くなった。嬉しい。
 支払いは現金不可で電子マネーかカードかのみ。これからはこういうお店が増えていくんだろうね。ちなみに、つい最近行った某所のお土産屋さんは電子マネーもカードも不可で現金のみだった。真逆の方式のお店が混在してる。今はちょうど時代の境目なんだろうな。

【14:30】
 とりあえずノースサファリの駐車場を出て、すぐ近くの「除雪ステーション」で休憩してから、家路につく。
 運転していて足がつりそうになったり、背中が痛くなってきたり、相当かなり疲れているようなので、何度も休憩をしながら安全運転。


【18:30】
 無事に自宅に到着。
 退院してから色んなところへ行ったけど、今回が一番疲れた。今回より長い時間たくさん歩いたこともあったけど、その時よりも今回のほうが全身の疲労が物凄かった。
 歩きづらいデコボコの地面をずっと歩いていたので、全身の筋肉が緊張してしたんだろうな。転ばないように気を付けていたから気持ちも緊張していたのだろう。
 歩数や時間よりも、デコボコなところを歩くほうが心身ともに大きな疲労がある。それが分かったことも収穫だ。
 絶対にまたノースサファリに行く。そして今回よりも軽快に動き周ってやる。新しい目標が増えた。
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 アザラシの赤ちゃん