銀野舎
銀野舎ブログ北海道の動物園・水族館2023年6月中旬 北海道千歳市 千歳水族館
[2023/06/15] ブログ北海道の動物園・水族館
2023年6月中旬 北海道千歳市 千歳水族館
 旭川の自宅を朝5時半に出発し、休憩を挟みながら運転して、8時45分に道の駅「サーモンパーク千歳」に到着。
 目的は千歳水族館。道の駅「サーモンパーク千歳」に隣接しており、道の駅の駐車場を利用します。なので、車のカーナビやスマホの地図アプリなどを使う際は、目的地を道の駅「サーモンパーク千歳」にします。
 駐車場からてくてく歩いて千歳水族館に到着。9時オープンなのでまだちょっと早い。他にお客さんは来ていない。
少し待ってから9時ちょうどに入場。年間パスポートを購入。千歳水族館の年間パスポートは絵柄が複数あるので、まだ持っていない絵柄を選択。

 館内に入って一番最初にある大きな水槽は淡水大水槽。高さ5メートル×幅12メートルあり、淡水の水槽としては北海道内で最大。日本全体でも最大級らしい。
 自分だけで他には誰もいないので、しばらくは1人で静かにのんびり眺めてよう、と思ってたんだけど、すぐに他のお客さんが何組も入って来た。まぁそりゃそうだよね。
 淡水大水槽と並んでサケ科の魚の水槽、サケの稚魚の水槽、などがある。他のお客さんの動きと重ならないように、3つの水槽を移動しながら見て周る。

 水槽デカイなぁ。デカイ。見せ方のアイデアが面白い施設はもちろん好きですが、とにかく力技でデカイ施設も好き。「大きいだけ」みたいな揶揄する言葉もありますが、大きいものを作って維持するのは、手間も時間もお金も掛かって大変ですよね。シンプルに「大きい」ということはもっと評価されるべきことだと思います。


 小さな水槽でアルビノのニジマスもいた。色素がなくて真っ白なニジマス。アルビノの魚の展示は常設ではないと思うんだけど、何らかのアルビノの魚の展示が頻繁にある。千歳水族館のスタッフさんにアルビノ好きなマニアがいたりするのかな。

 あと、シシャモの水槽。生きてるシシャモが泳いでる!?シシャモの展示って初めて見たかもしれない。

 ちなみに、来たてからまだ1時間も経ってないのに、デジカメの充電池がもう切れてしまった。予備を持ってるから大丈夫だけど、ちょっと焦る。おそらく充電を忘れてたんだろうなぁ。失敗。


 「苔の洞門」を通って、支笏湖水槽へ。支笏湖を再現しているそう。円型の大きな水槽で、見る位置や角度などによって色んな光景が見れます。見たことある色んな水族館の色んな展示方法の中でもトップクラスに好きな水槽の一つです。水槽の周りをぐるぐると行ったり来たりして、腰を屈めたり背伸びしたり上下して、いろんな角度で支笏湖水槽を堪能。

 次のエリアには、カイツブリのカイくん。小さな水鳥です。陸地にいる時はポテッと真ん丸。水の上の浮かんでいる時は足をブラブラと揺らす。水に潜るとシュッと鋭く素早い。どの姿も可愛い。

 その隣に、タッチプール。ここには手を入れて魚を触ってもOK。小さな子供のいる家族連れが何組もいてキャッキャ大騒ぎしてる。僕は家族連れがみんないなくなってからタッチプールに行って、魚にタッチせずに静かに眺めます。
 タッチプールは透明で、照明が当たって魚の影が床に落ちます。それが、魚が床を泳いでいるように見えて綺麗なんです。僕はこの光景が好きです。


 次のエリアには、アメリカミンク。千歳水族館に来たかった大きな理由のひとつがミンクでした。今までにもミンクを見たことはあると思うのですが、遠くからチラっと見るくらいで、ちゃんと観察できた記憶はありません。千歳水族館でミンクを間近で観察できるのをものすごく楽しみにしていました。
 でも、来てみるとミンクは寝ていました。しかもタオルの中に入っていてほとんど姿を見れない状態。ものすごく残念。少し待ってみましたが動く気配が全くないので、今は離れて、後でもう一回来よう。

 ここから「千歳川ロード」を歩いて行きます。千歳川を再現した通路で、左右に大きな水槽があり、その中を歩いて行きます。まさに水族館っぽい光景なんだけど、ありそうでないんですよね。北海道内では千歳水族館だけだと思う。


 千歳川ロードを過ぎると、世界の淡水魚ゾーン。珍しい模様や面白い形状の生物がたくさんいます。

 また、コイの水槽には様々な模様のシールが貼ってあり、コイが通る瞬間にタイミング良く写真を撮って遊べます。

 地下へ降りて行くと、水中観察ゾーン。千歳水族館は千歳川に隣接しており、地下の水中観察ゾーンの窓から自然の千歳川の中を観察できます。水槽ではなく自然の川を泳いでいる魚を観察できます。これも北海道内では千歳水族館だけ。
 季節によって様々な魚が泳ぎ、秋には鮭が遡上してきます。


 これで館内は一周したのですが、まだ11時くらいで時間が早いし、さっきは気の済むまで充分に見れなかったところもあるので、もう一周。
 淡水大水槽、支笏湖水槽、などをもう一度ゆっくり堪能。先程のオープン直後の時間よりもお客さんは増えてるけど、先程よりもバラけていて水槽を見やすくなる瞬間が多い。

 ミンクのところに来ると、ミンクはさっきと変わらず寝たままで、タオルの中にいて見えない。スタッフさんが近くにいたので、これからミンクが起きる可能性があるか聞いてみたところ、ご飯の時間になれば起きるけど今はご飯の時間ではないのでおそらく起きることはない、とのこと。
 残念だけど、今日は諦めて帰るかな、と思っていたら、スタッフさんがミンクの様子を確認して、タオルにぴっちりグルグルにくるまれている様子を見て、「うーん、これは・・・」と呟きながらミンクの水槽に入っていき、タオルを緩く持ち上げフワッとさせました。
ミンクは一瞬だけ起きて顔を上げてくれて、タオルの上でゴロゴロして、ようやくミンクの姿を見ることができました。この時に気付いたのですが、2匹のミンクが重なり合って寝ていました。仲良し。千歳水族館には4匹のミンクがいて、この日に出ていたのは2匹ともメスだそうです。
 何でもスタッフさんに聞いてみるもんですね。ありがとうございました。
 ミンクについては、カワウソと仲間?じゃない?みたいな漠然としたイメージで、両方ともイタチ科なので広く見れば仲間なのでしょうが、実際によく観察すると違いました。
 カワウソは丸々でプニプニで可愛い。
 一方、ミンクは小柄でシュッとして綺麗!


 見たかったものは全て見れた。満足。
 時計を見るとお昼の12時。もう一ヶ所どこかに行こうかと思って考えたんだけど、水族館から外に出ると空は完全に曇っている。デジカメの充電池の予備ももうないのでいつ完全に切れてしまうか分からない。なので、まだ早いけど家路に着く。

 買物と休憩しようと思って道の駅「サーモンパーク千歳」に寄ったら、改装中で入れませんでした。貼り紙があって、2023年9月上旬リニューアルオープン予定らしいです。そういえば、指定管理者が変更になったとか、テナントが急に全店退去させられてトラブルになってるとか、ニュースになってたなぁ。
 場合によっちゃ道の駅「サーモンパーク千歳」を駐車場以外で使うことはもう二度とないかもなぁ・・・。

 15時半ごろに無事に自宅に到着。
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